プログラミング言語分野の学会論文レビュー

MinCaml (http://min-caml.sf.net/)の論文をICFPに出したら、やっぱりさくっとrejectされた。まあ引っ越ししながら急いで書いたし、そもそもチュートリアルから起こしただけで、論文というより概説になっていたので、そこをつっこまれまくったわけだが、思ったよりは点が良い感じ。

それにしても、プログラミング言語分野の学会論文レビューはものすげー丁寧だ。ふつーに印刷して14ページもある。reviewerが5人もいるし、一字一句、英語を推敲してくれてるreviewerもいるし。中には雑なreviewもあるけど。そもそも出した原稿が20ページぐらいなわけだが、こういうのを他の分野のまともな査読もない数ページの論文と同じようにカウントするのはやめてほしい、といつも思うナリ(業績評価とか)。