日本の税金

なぜか秋田で報道2001を見ている日曜の朝。

アメリカに留学(というか居候)したり、ヨーロッパに出張したりして思うのは、「日本は税金が超安い」(お金持ち以外)。日本から見れば公共のサービスなど皆無に近いアメリカ(フィラデルフィア)ですら消費税率7%、日本と同じぐらいであろうスウェーデン25%アメリカで居候していたときの年収はn百万円(n<<3)でしたが、そこから地方税社会保障税だけで1/5ぐらい引かれていました。留学研究者だったので日米租税条約により連邦所得税は免税でしたが、そうでなかったらもっと取られます。

ちなみに「アメリカは日本より物価が安い」というのも嘘で、サービスや製品の品質が低いから安いのであって、アパートでも食品でも衣類でも、日本と同じレベルを求めたら2〜3倍ぐらいのコスト(値段と労力)がかかります。スウェーデンは、サービスのレベルは日本と同じぐらい高かったですが、たとえばマクドナルドで昼飯を食ったら少なくとも1000円、うっかりすると2000円ぐらいかかります。ぬー。

はてなブックマークにコメントがあったので)追記:アメリカでは確定申告していました。もし収入が0でも義務なので。日本では、普通に源泉徴収されるので確定申告は不要です(もちろん給与明細書や源泉徴収票は熟読)。年収2000万円以上だと必要だそうですが、50代の教授でも年収1000万円ぐらいらしいので、そういう心配とはまったく無縁です。:-)