職業:大学院生

かのPh.D. Comicsなどでもわかりますが、アメリカのまっとうな研究大学の理系学科では、大学院生は研究職員として、数万ドルで雇用されています。その財源は、大抵は指導教員の研究予算です。これは金銭面だけでなく意欲面でも、二重に効果があったように思います(授業や研究をサボるとクビになる)。日本でも頑張るというがあったのですが、立ち消えというか大幅に縮小されてしまったようで、制度の上限により、たとえお金があっても月10万ぐらいまでしか出せません(学振はありますが、博士課程だけだし、あまりにも数が少ない)。自分の分野だと「設備より人間」なので、もうちょっと何とかなると良いのですが…