粘着

いつも引用してすみません。いや、粘着のつもりじゃなくて:-)、学生とか教員とかも関係がなくて、単に「おー、なるほどー」と思うようなことが書いてあるから僕もパクっているインスパイアされているだけなのですが、

http://alohakun.blog7.fc2.com/blog-entry-441.html

いや〜,まだあんまし実感はわかないのですが,何気に原論文はけっこうわかりやすいような気がするのだけど.下手にわかりやすく書かれたつもりのドキュメントよりも.

これもかなり同意。WadlerのMonadSurveyなど、「IO型の値は入出力の副作用を表す値であって、bindやreturnがそれを実行するわけではない」とか「何かをすることと、それについて考えることは違う」とかはっきりと書いてあって、はじめからそれを読めば何も悩まない、みたいな話。

前にspi-calculusのいーかげんな短いサーベイをコンピュータソフトウェア誌に書いたのですが、Martin Abadiのところへ行ったときにそう言ったら「何で俺の論文を翻訳して掲載しないんだ」とか真剣に質問されて狼狽した。

まあ、中にはAndrzej Filinskiみたいに、論文も発表も意味不明で(失礼)、Olivier Danvyに解説してもらわないとまったく理解できなかったりする、という人もいますが。Jerome Vouillonとか。