「不平不満一定の法則」の、精神衛生への応用に関して

人間心配事一定の法則」ないし「不満不変の法則」は多くの人の感じるところであるが、これを応用することにより、精神衛生を改善することができるのではないか。たとえば、「俺ばかり働かされて不公平だ」等と思ったら、「アフリカでは多くの人が食べる物にも困っている」と思えば苦にならない。ただし、後者が事実かどうか、何の関係があるのか、等は無視することとする。これは森鴎外の「大発見」にも相当する大発見ではあるまいか。(注:既存研究はサーベイしていません。)