リスニング

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070226k0000m040020000c.html

センター試験>リスニング機器、性能劣るのを承知で採用

某所でもコメントしたのですが、こちらにも。

「使い捨て」やリスニング自体の是非はともかく、この規模の政府調達はおそらく一般競争入札でしょうから、事前に公表された仕様さえ充足してい(ると主張され)れば、金額が最低の製品を採用しなければならないという法律なのでは…???(正確には加点があるかもしれないので、一点あたりの金額ですが)

あと、リスニングに影響が出るほど音質が悪かったかどうか、本当に聞いてみたのか非常に疑わしいです。故障率についても他社製ならば低かったのか怪しいですし、再開テストがどういう方法で実施されたかも、ちゃんと踏まえて書いたとは思えません。記事全体の論理構成も、「使い捨て」と「音質」と「故障」の問題をわざと混同しているような…

ちなみに、どの国語辞典を見ても「数」は2〜3または5〜6なので、「2600円と3520円」の差を「数百円」とは言わないようです(しかも50万個+予備だけ必要だったはず)。