ITpro連載 第13回 「表明」と「契約」による命令型プログラムの形式的検証

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070802/278931/?ST=develop

出ました。ホーア論理の話です。参考リンクにある京都賞受賞記念講演なども面白いかと思います。

記事にもある「形式的手法(数学的証明)によるプログラム検証」は、「バグがないことを保証する」みたいな言われ方をされますが(私もよくしてしまいますが)、「バグ」の意味が広範なために、「そんなことは不可能だ」という脊髄反射的な否定の原因になっている気もします。むしろ、「(有限の)テストケースによる抽出検査」と対比して、「(無限のテストケースも網羅できる)効率のよい全数検査」みたいな言い方をしたほうが通りやすい?

追記:ホーア卿フロイド氏もダンディな件。