ITpro連載 第16回 すべてのものは関数である
公開されました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071101/286199/?ST=develop
要するに情報科学科の授業で必ずやるような、教科書的λ計算の話なんですが、
- 論理値や自然数のChurch encodingで、「なんでそんなλ式を思いつくのか」という発想を説明したり、
- 不動点演算子を表に出さないで再帰関数を説明したり、
- 実際にOCamlで実行したり(そのためにfirst-class polymorphismがいる)、
- OCamlで実行して得られた関数を「目で見る」ために、前回のtype-directed partial evaluationを使ったり
しているあたりが「教科書的じゃない」つもりです。一応。今回のタイトルは自分でつけたのですが(大半は自分でつけているのですが、たまにそうじゃない回もあります)、ちょっと恥ずかしかったかも…