老化3

何やらnegativeなことを書いてしまったせいで、いろいろな人をひどくdiscourageしてしまったような気がしなくもない。僕の基本認識はあくまで「最近の若者(?)は本当によく勉強しているなあ」です。僕が大学一年の授業でSICPλ計算を習ったときは、ろくにわかっていませんでした(今でもわかっていないという話はさておき)。↑は「まだまだ先はあるので、(さらに進むか進まないかは別として)インターネット高速道路がすべてだと思わないでほしい」というだけの話です。

ちなみに、もし「SchemeHaskellでプログラミングはできる」ないし「インタプリタコンパイラはわかる」というレベルから、さらに先へ進みたいのであれば、身びいきを差し引いても、やはりTAPLをお勧めします。これぐらいまでは(やや高度ですが)関数型言語プログラマの教養といえなくもないですし、内容の割には非常にわかりやすく書いてありますし。ATTAPLになると「教養」というより「研究」の領域に半分ぐらい突入しつつあるかもしれませんが。

追記:関数型言語のプログラミングやhackingについては、Journal of Functional Programmingもおもしろいです。特にfunctional pearlあたりは、誰でもわりとすぐにわかるかも。一部の記事以外は有料なので、お金を払うか、大学などにいないとアクセスできませんが…