国立大授業料

http://www.asahi.com/politics/update/0601/TKY200706010386.html
「国立大授業料に格差を提言 財政審の建議案」

現在は国立大の学生1人当たり年間180万円の国費が投入されている一方で、国立大の年間授業料は基本的に53万5800円で横並びになっている

「自己負担」(ないし扶養する人間の負担)は2割ということか。これは平均なので、理学部や工学部に限定すれば(医学部の分を差し引いても)もっと税金がかかっているだろう。もっとも、だからといって「理系学部だけ値上げ」は極めてまずいと思うが。「家計の負担」以前の問題として、理系「離れ」どころか、志望する学生が(当然の結果として、卒業する人材も)無限に0に近づく*1と思われる。

*1:昔、T大学理学部7号館の冷房が不調だったとき、数値計算で著名なo柳先生のお名前で「冷房能力が無限に0に近づきつつある」との掲示が出た。