サーベイ、あるいは「普通の現場のプログラマ」とコンピュータサイエンスの基礎知識について

ところで、こういう↑解説記事(?)を書いていて気になったのですが、現在の日本で、「現場の普通のプログラマ」のコンピュータサイエンスの基礎知識ってどれぐらいあるのでしょうか。

すべて「No」だと思って良いでしょうか。いや、ここを読んでいるような方はともかく。

これらは学部レベル(できれば教養課程や高校でやってほしいぐらい)なので、文系システムエンジニアはさておき、情報系卒プログラマの多くが知らないようだと、日本の情報教育はほとんど成立していない、ということになります。きっとそうなんですが…

追記:そういう状況を改善する一つの策として、教養課程や高校の「情報」や、センター試験や二次試験の「情報」をもっと頑張ろう、という話は全国の情報系研究者が努力しています。様々な抵抗が強くてさっぱり進みませんが…

追記2:上のリストはあくまで例です。アルゴリズム関係とか、まったく網羅してません。上のほうは単なる「知識」ですが、もっと突っ込めばちゃんと「学問」になります。λ計算とか(と我田引水)。