「数学博士」少ない日本、国立大の数学教員も減少傾向

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060517-00000012-yom-soci

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060517it12.htm

僕は情報科学科に入る前というか高校生の頃は数学者になりたいと思って(本当)、わかりもしないのに図書館でブルバキとか読んでいたのですが、数学オリンピックの国内一次予選に落ちて諦めました(12点中5点で1点不足)。まあ、オリンピックと研究はあまり関係がなかったのかもしれませんが、才能がなかったのは確実です。同じ高校や、その付属中学や、大学の同じ学科には、二次予選まで通過したり、本選に出場してメダルをとったりした人がたくさんいましたが、その人たちと数学の話をしても、まったく勝てる気がしませんでした。

今でも代数幾何学とか、(プログラミング言語の表示的意味論のように"trivial"ではない)「本物」のカテゴリー理論とかの話を聞くと、さっぱりわかりませんがなぜかわくわくします。うち(情報科学研究科や情報基礎科学専攻)には数学の先生もおられるのですが、さすがに今から「代数幾何学を教えてください」なんて聞きにいったら困るだろうなあ…